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ひどいことが私に起こり続けるのはどうして?その2

執筆者の写真: FSG brog 管理者FSG brog 管理者

 

  たぶんあなたはクリスティーヌは実際に自分の人生が騒乱状態にあることを楽しんでいるのだと考えるようになったかもしれません。彼女があなたに電話をしてきて、最新の惨状を何とかしてくれと求めるところから、激しい雷雨のように危機が増幅していくのを目にし、緊張が限界を超えてクリスティーヌが自殺を考える状態になり、またしても精神病院のお世話になるまでの間には、まるで時間差がないかのように思えるのです。

  止むことのない危機はあなた方双方を疲労困憊させます。クリスティーヌはもっともっと自暴自棄になって、自分は何もちゃんとできないし、自分を大切にしてくれているあなたや他の皆が今にも自分を見捨てるだろうとの確信が強くなってしまいます。あなたは無力に感じ、フラストレーションを感じ、たぶん憤慨と恐怖を交互に感じることになるでしょう。クリスティーヌに会うのが怖くなり、彼女から連絡をもらうのも怖くなり、遠くから彼女の人生についての最新ニュースを知るのでさえも怖い、という点にまで到達するかもしれません。

  その点まで達しているのであれば、私はあなたに、危機のうちのいくつかは、あなたの愛する人が生み出したものではない、と伝える必要があるでしょう。

  BPDをもつ人は、しばしばひどく厄介な身体的問題を抱えています。抑うつをもたらしそうな5つの問題ー顎関節症、偏頭痛、結合組織炎、過敏症腸症候群、間質性膀胱炎ーがBPDを持つ人によく見られます。重症筋無力症、リューマチ性関節炎なども併発することがあります。

身体的痛みと、不快感があれば、ない場合より私たち誰でもが、感情に対して臆病になってしまいます。ご想像の通り、感情的にきわめて臆病な人にとっては、これらの生理的状態は事態を悪化させる一途であり、さらなる危機の可能性を高めるのです。


  このような身体的状態は、あなたの愛する人に金銭面でのストレス、仕事でのストレス、人間関係でのストレスを引き起こしかねず、そのような二次的問題が危機をもたらします。


「境界性ソナパーソナリティー障害を持つ人と良い関係を築くコツ」

シャーリ・Y・マニング署


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