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ひどい事態だ。でも心配しないで。私は対処できています。


ケイティの婚約者のマットは、人生の問題を解決する能力がとてもあるように思えます。彼のことを知るほとんどの人にとって、彼はその点で他の土の大人とも変わりありません。彼は所属しているヨットクラブのために複雑な旅行計画を立てました。職場では政治的に注意を要する争いの交渉役をこなしてきました。住んでいる地区で毎冬起こる吹雪の中でも巧みにSUVを操作できます。けれどもケイティはしばしばもう一人のマットを目にします。仕事でレストランでのディナーの予約を任されたといってパニックになって電話をかけてきて、自分にはできないと主張するマットです。ケイティは困惑します。彼女は前にも彼がレストランの予約をするのを見ています。実際のところ、ほんの数週間前にも、彼女は彼と新しいレストランで食事をしましたが、その店には彼が彼の名前で予約してくれたのです。今ケイティは彼女が「本物の仕事上の危機」であるとみなしている危機のま真っ只中にいるにもかかわらず、彼は彼女を助けることを要求しているのです。彼女は彼を冗談ではぐらかそうとします。「とっても面白いわ。マット。もちろん、助けるわ。




ポケットに手を入れて、キーのついたあの小さなものを取り出して、そう、私たちが「携帯電話」って呼んでいるものよ。それからあなたのお気に入りの店、ロレットに電話して、七時に12名でってお願いするのよ。」けれども感謝の笑いではなく、まずは全くの沈黙が返ってきて、それから淡々とした調子の「ああ、そうだ。それならできる」という言葉が返ってきました。それからマットは電話を切りました。ケイティはまだ少し混乱していましたが、彼女自身の問題解決に戻っていきます。帰宅すると、マットが彼女を待っています。彼は青ざめて見え、どうにもディナーの計画が立てられないので、彼女が助けてくれないと失業すると震える声で言うのです。

 マットはBPDを持っています。時々、ケイティや、彼のことを特別よく知っている人たちは今描写されたように彼が振舞うのを目にします。彼を知る人々が彼なら独力でできると確信しているようなことで彼が助けを請うとき、彼は彼は積極的受動性に従事しています。彼がある課題をこなせると当然のように言って、信じているのに、その後できないと実証してみせるとき、彼は私たちが見せかけのコンピテンス(有能さ)と呼ぶものを示しています。見せかけのコンピテンスは多数の異なる形態をとりますが、本質的に、人生上の問題を解決する能力が完全にあるように見えるのに、実際にはその能力がないというパターンについて述べています。

明らかに、この行動にはこの人物を愛している人たちにとって、多くの点で問題となり得ます。たぶんあなたは、愛する人がある課題をしてくれると当てにしていたのに、やっていなかったと分かるでしょう。たぶんあなたの姉妹なりいとこなりが自分にはできないと確信していたことを、あなたはできると想定していたがために、口論するはめになるでしょう。以前にBPDを持つ人があることをするのを見たのは間違いないはずなのに、今ではその人にはそれができないというような事態を経験していますか?あなたが経験した事実と、その人が行う事実とが劇的に違うと感じたことはありますか?あなたの愛する人は、実際にはその人の人生のある領域が崩壊しつつあるのに、あなたに万事順調だと言うことがありますか?


次回はさらにこの点を扱います。


「境界性パーソナリティー障害をもつ人と良い関係を築くコツ」シャーリ・Y・マニング著


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