シャノンと私の次のステップは、何であれ、シャノンが新しいスキルを用いる妨害となりうる障害について有効な対応をすることでした。たとえば、自分を慰めるスキルを試みているときに、彼氏がシャノンに電話をしてきた場合にはどうするべきか、私たち先手はを打って置く必要がありましたまたシャノンが試みたスキルが有効でないように思われる場合にはどうしたらいいかについても取り組みました。
皆さんもおわかりのようにDBTでは主に、四つのスキルモジュールを学びます。
それらのスキルは、グループ療法の中で積極的に推し進められ、個人セッションの中で引き出されます。
つまり、子どもはグループ環境でスキルを学び、その後、問題となっている事柄にうまく対処できるよう助けるのに土のスキルを求めたらよいかを、個人セラピストと一緒に明らかにしていくのです。DBTのスキルグループは、伝統的なグループ心理療法というよりも、むしろ教育セミナーに似ています。
複数家族によるスキルグループでは、子ども親が双方とも一通りのスキルを学びます。加えて、これらのグループの参加者は、グループによって自分の家族や他の困難な問題を解決していく中で、自分が孤独ではないと感じることができるようになります。
次章では親がどのように治療の中で子どもを支援することができるかについていくつかアイデアを紹介します。
次回は「親が子どもの治療を支援でいることは何か」を紹介します。
「自傷行為救出ガイドブック 弁証法的行動療法に基づく援助」
マイケル・ホランダー著
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