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執筆者の写真FSG brog 管理者

ADHDとうまくつきあおう


  ADHDの診断を受けることにより、問題が解決するわけではありません。しかし診断は、現在の原因を見極め、自分の特性や状態に応じた適切な対策を検討していく第一歩となります。

正しく向き合うための、いわば道しるべといえるでしょう。



ADHDも含めた発達障害では、「その人が持っている特性により、生活に支障をきたしているか」が問題です。言い換えれば、ADHDの特性はそのままでも、暮らし方を見直し、生活するうえでの支障がなくなれば、それはもう障害ととらえる必要はなくなるのです。


実際、ADHDの特性を持ちながら、社会で活躍している方は少なくありません。

自分を知り、得意なことを活かしましょう。得意なことを活かすことによって苦手なことが、克服するのではなく。より楽になる工夫を見つけましょう。

ADHDを「治す」のではなく、「もともと持っている特性を活かして豊かに生きる」その補助として医療を利用する、そんなイメージで、自分の特性と付き合っていく方法を見つけていくことが大切なのではないでしょうか。

 

「大人の発達障害」より

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