わたしたちについて
ファミリーサポートグループは
境界性パーソナリティ症・発達神経症による
精神疾病を支える方々を支援する非営利任意団体です。
定例会では、支援者同士で悩みを共有し、情報交換をおこないます。
また、精神科医・心理士・カウンセラーによる、
境界性パーソナリティ症・発達神経症による
二次障害としてあらわれる精神疾病にみられる、
衝動性・暴言・暴力・依存・トラウマに関する
講演会・勉強会・対処法を学習します。
参加費を出しあって、講座・定例会の運営が支えられています。






ビクビクして過ごす日々をあなたが変化させることができます。
私たちは、あなたが自信を取り戻すためのお手伝いをいたします!
目的
「スティグマ」を減らす スティグマとは、社会的に作られた否定的な意味を他者から付与されることを指すもので、人種・社会的階層・職業・病気・障害などを持っていると周囲よりも低く位置づけて見られ、偏見や差別によって不当な扱いを受け、スティグマの対象となる可能性があります。
社会の障害に対する無知に基づくスティグマは当事者とその家族を傷つけ社会的孤立へ追い込みます。 家族・ご本人・関わる人たちが互いに良い関係を築けるよう発達神経障害・境界性パーソナリティ症に伴う二次障害による精神疾病への気づきと教育によってスティグマを減らすこと目指して活動しています。


ビジョン
家族とご本人と関わる人たちの生きづらさを理解し、
I am not OK / You are not OK
から
I am OK / You are OK
「自分らしさ・あなたらしさ」を
取り戻すサポートを目指します!
代表メッセージ
ファミリーサポートグループが発足するに至ったのは、2008年9月星和書店によって開催されたbpd家族の関心事を社会の最前線に伝えていた北アメリカ出身のランディ・クリーガーを日本にお招きし、日本で一般の人のための講演会や専門家のための初のワークショップが開催され、その場に出席したことがきっかけでした。そこには、会場が満室となる大勢の家族が参加していました。そこに参加していた人たちは堰を切って「bpdの受け入れ先の病院が見つからずどうしたらいいのかわからない!」「本人の自傷行為をどうしたら止めさせることができるのか?眠れない日々が続き心身ともに限界だ!」「暴力が激しく、ただ耐えるしかない、このままでは自分自身がどうにかなりそう。助けて欲しい!」疲弊しきっている家族の必死な訴えがその場にありました。
今の社会の中で精神障害は、数十年前に比べると「うつ」「うつっぽい」という言葉が日常の中で当たり前のように使われるようになり、精神障害は随分普通の「障害」として受け入れられるようになっています。一方で「うつは受け入れる」が「bpdはお断り!」「虐待・ネグレクトしている問題家族は救いようがない」「関わると依存され問題に巻き込まれるので関わらない方が良い」これらの言葉はスペシャリストとされている専門家から向けられた言葉なのです。
当事者も家族も社会から孤立せず支援を受け入れてくださいと強く勧める一方で、実際のところ現状はbpdと診断されることで、援助の手が差し伸べられるどころか、警戒され援助の手が狭まれ病院の受け入れ先がなく家族や当事者は医療難民状態に陥っている状況だったのです。
bpdは医療からの偏見が強く社会からの受け入れがかなり遅れた状態にありました。さらに、年々bpdの見解は変化しており複雑になっています。いく先々の病院で診断名が変わり、これまで何年もbpdと診断されていたのが根っ子の部分は発達障害で二次障害にパーソナリティ障害が併用している。パーソナリティ障害がくっつくと診断や治療が複雑になると医師から伝えられることが増えてきました。医者によって診断や見解が異なるため、家族や当事者はますます混乱に陥る状況なのです。
表舞台に出てこなかった苦悩する家族の関心事を社会に打ち出し、インターネット上で16,000人以上の家族メンバーが繋がり、サポートグループを設立させたランディー・クリーガーに「日本でも家族のグループを作りなさい!」と背中を押してもらい、イベントを開催してくださった星和書店とbpdの書籍を出版し、bpdの理解に尽力を尽くしてくださる専門の先生方のご協力を得て、2008年日本初の「ボーダーラインパーソナリティ障害 旧名bpd家族会」を発足する運びとなり徐々に活動を広げ現在「自分と他の人たちを傷つけてしまう人たちのためのファミリーサポートグループ」に至っています。
ファミリーサポートグループは「あなたの安心できる居場所」としてお役に立てていただけるよう尽力を尽くしてまいります。
代表 心理カウンセラー 奥野栄子
運営について
部門名 | 主な 業務内容 |
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人事部門 | 採用・教育・育成。労務管理。 |
経理部門 | 資金の管理全般。 |
総務部門 | 各部門のサポート業務。備品の管理。 |
情報・広告部門 | 情報の収集・分析・発信。ブログ作成。ウェブサイトやSNS等の管理。 |
講座企画運営部門 | 講座の企画。講座申込受付け。講座の開催に必要な準備全般。講座の司会進行。 |
営業部門 | 外部講師の依頼。講師との交渉や調整。研究協力依頼の受付け。 |


講師の紹介
遊佐 安一郎先生
長谷川メンタルヘルス研究所 所長
福井里江先生
東京学芸大学 総合教育科学 教育心理学講座講座
准教授
後藤健治先生
沖縄リハビリテーションセンター病院
一般化精神科・発達障害外来
白波瀬丈一郎先生
東京等済生会中央病院健康デザインセンター
日本メンタライゼーション研究所 前会長
上地雄一郎
岡山大学大学院社会文化科学研究科
特命教授・博士(心理学)
林直樹先生
西ヶ原病院
牛島定信先生
ホヅミひもろぎクリニック
松本俊彦先生
国立精神神経医療研究センター精神保健研究
薬物依存研究部長