top of page
FSG-BLOG
Family Support Group より 毎日に役立つ情報をちょこっとシェアします!
検索


「辛抱(Patience)」
皆さんは次のように思うかもしれません。 「先生は私に、わが子が自傷をしている間、じっと辛抱しているようにと仰るのですか?本気とは思えません!」 皆さんは選ぶことができます。子どもと自分自身に辛抱できず、苦しみ、状況をますます悪化させることもできますし、何とか辛抱し、より助けになるだろう方法を見つけることもできるのです。 辛抱強いということは、何もしないということとイコールではありません。実際、大きなストレスの渦中において辛抱強くあるというのは「積極的に」辛抱強くあるために必要なスキルの一つなのです。 次回は「忍耐(Perseverance)」をご紹介します。 「自傷行為 救出ガイドブック ―弁証法的行動療法に基づく援助―」マイケル・ホランダー著


練習(Practice)
これは、新しい行動あるいはスキルの習得に向けてただ繰り返し練習し取り組むことです。ここでいくつか提案があります。 1,一度にたくさんのことを学ぼうとしてはいけません。特に関連があると思われるスキルを少数だけ選び、それらを学ぶことに真剣に専念してください。 2,シェイピングという概念を心にとめておいてください。皆さんはただ、自分が練習しているスキルに熟達し続けることが必要なのです。それには時間がかかりますし、うまくいく日もあればそうでない日もあるでしょう。 3,自分自身の成功を認め、自分を褒めることを忘れないでください。そうすることは、皆さんの新しいスキル行動を強化する助けになるでしょう。 4,皆さんの新しいスキル行動を、中立的で落ち着いた状況で練習してください。危機的状況の最中にある時にはおそらく新しいスキルは身につかないでしょう。たとえば、人をボートから水中へ放り投げて無理やり泳ぎ方を学ばせることもあるかもしれません。しかし、それでその人がオリンピックの金メダリストになることはまずないでしょう。 次回は「辛抱(Patience)」をご紹介します


講座参加者の皆様へ
この場に集まっているご家族の多くは 日常の中で常に呼び出され、 感情に巻き込まれ、 自分の生活が後回しになる苦しさを抱えています。 一緒に住んでいなくても、 電話やLINE、突然のトラブル、 「今すぐ来て」 「あなたしかいない」 という言葉に縛られ、 心が休まる時間がほとんどない方も少なくありません。 パートナーの立場の方は、 最初は必死に応え続け、 気づけば言いなりになり、 限界に達した時に初めて怒鳴り合いになってしまう。 そしてその後、自己嫌悪と疲労だけが残る。 この繰り返しに、深く消耗している方もいらっしゃると思います。 この講座では、 最初の数ヶ月とても熱心に参加される方が多くいらっしゃいます。 「学べば相手が変わるかもしれない」 「正しい対応すれば問題は解決するはず」 そう信じて、必死に取り組まれます。 そして4ヶ月ほど経った頃に、 変わらない現実に直面し、 欠席が増え、 来られなくなってしまう方もいます。 でも、それはやる気がなくなったからでも、 怠けたからでもありません。 むしろ本当は相手を変えられないという現実に 初めて心が触れた


何をしたらよいのか、それはなぜか
自傷する子どもを持つことは、とりわけ困難なチャレンジです。皆さんはわが子が精神的にもがき苦しんでいることに痛いほど気づき、子どもの行動が彼ら自身の身体、彼らが幼かったころからずっと皆さんが懸命に守ろうとしてきた身体を攻撃していることもわかっているでしょう。メアリーの母親のようにしばしば皆さんは、欲求不満に駆られ、イライラし、どうすることもできない憤りに悩まされている自分に気づきます。あるいは、あまりに遠慮しすぎてかえって子どもの役に立てず、無力になってしまうのです。 親としては、今の状況を悪化させず、次からはもっとうまく対処する方法が見つかるよう願うことしかできない場合があります。感情的に脆弱で、自傷している子どもを育てているときには、標準的な子育てスキルにいっそうの磨きをかけ、さらに新しいスキルを学ぶことが必要となります。たとえばこれらの子どもたちにとって、承認は、他の子どもたちが必要とする以上に重要なものです。 新たな子育てのスキルの習得にあたって心に留めておくべき重要なことは、新しい行動を学ぶのは大きな船を方向転換するようなものだという


状況をリセットする―子どもの感情統制を助ける方法
ジェニーの母親は、夫を玄関先で出迎えました。 「ジェニーが洗面所に1時間半以上もいるの。あの子、またミケーラといっしょに出かけたのよ、で、帰ってきたとき、あの目つきをしていたの。あの子、あそこでまた自傷しているんじゃないかしら」 「まったく!あの子があのミケーラのガキと出かけるといつもこうだ。俺が行く、必要ならドアを壊して中に入ってやる!」 ジェニーの父親は怒鳴りました。 「あの子は、今すぐにあの狂った行動をやめなくてはならんのだ!」 親として、私たちは、子どもたちの助けになるよう社会的に期待されているだけでなく、そもそも生まれつきにそう在るように組み込まれているのです。子どもが私たち親の助けを受け入れてくれるとき、私たちは有能感といささかの幸福感を得られるものです。それについては何ら疑いがないでしょう。実際のところ、わが子の成功は私たち親に、自分は素晴らしい親であると実感する後押しをしてくれますが、わが子が問題を抱えると、私たちは親としての自分の能力に疑いを抱いてしまいます。私たちが自分の能力を認め、自分は親としてよくやっているという実


あなたの愛する人が、気分を紛らわせること以外に、より良い方法を見つけられるように力を貸す 2
問題はネガティブな人生の出来事から逃げようという衝動です。なぜなら、クライアントたちの安心を得るための手段が非常に多くの場合、とても問題のあるものだからです。解決策は、BPDをもつ人にとってはかなりの実践練習を要するのものですが、とてもシンプルです。自分自身の気持ちを紛らわす、穏やかな方法を発見するのです。私たちは実際それについて考えもせずに、これと似たことを数多く行っています。 ・本を読む ・映画に行く ・テレビを見る ・友人を訪ねる ・チャリティー活動をする ・数独パズルを解く ・編み物をする ・部屋にペンキを塗る ・家を掃除する これらはすべて逃げようとする衝動を感じるとき、ネガティブな出来事から気を紛らわせるために行える習慣として、愛する人に提案できそうなものです。あなたの愛する人に、何でもよいので自分が全神経を傾けてできるとわかっていることをするように言いましょう。これは本当に効果的です。BPDをもつ人にとっての問題は、気を紛らわせることが長期的な感情の修正にはならないということです。あなたの愛する人が自分自身の気を紛らわせるのをやめる


あなたの愛する人が、気分を紛らわせること以外に、より良い方法を見つけられるように力を貸す
BPDをもつ人が気づけば止むことのない危機の只中にいる理由の一つは、人生の中のネガティブな出来事を許容するのがその人にとって困難であるからです。BPDを持つ人は感情的にそのような出来事に臆病であり、それまでの歴史から、そのような出来事に反応すれば苦痛を被るばかりでなく、自分の痛みは受け入れ不可能ではずべきものだと言われるであろう、と学んでしまっています。 そのため、あなたの愛する人はある代替案が賢明な選択肢であると知っていながら、ネガティブな出来事のきっかけになるかもしれないので、その選択肢を採用できないでいるのでしょう。独りぼっちになる事態に直面しなければならないかもしれません。だまされたという恥に直面しなれければならないかもしれません。何か難しいことが起こるとBPDを持つ人は問題あるいはつらい感情から逃げ出すか、回避したくなります。 実際、私たち皆がこのような衝動を抱えています。もしあなたの可愛がっているペットが死んでいまったら、あなたは嘆き悲しまない方が好ましいと感じるかもしれません。けれども、あなたはそれを経験します。なぜなら、そうし
bottom of page