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問題解決技能の欠如

ほとんどの人は問題解決技能をもっていますし、自分のしている行為を問題解決と命名せずに、その技能を四六時中使っています。

例えば、あなたが仕事でプロジェクトのリーダーを依頼されているとしましょう。あなたはいろいろと査定をします。自分の目的はなんだろうか?何を必要をするだろうか?実施できる解決策は何だろうか?(ブレインストーミング)。どれが最善の選択肢だろうか?解決策の時系列はどうなるだろうか?

何が自分の目標達成を妨げ得るだろうか?あなたはこれらの質問に答えるとき、問題解決技能を使っているのです。

  あなたの愛する人は、他のいくつかの分野ではかなり複雑な問題に対処する能力があるかもしれません。あるいは、あなたの愛する人が対処できない時でさえも「対処できる」と言ってあなたを説得するかもしれません(見せかけのコンピテンス【有能さ】として知られる問題)。そのため、あなたは信じないかもしれませんが、BPDを持つ多くの人たちは問題解決技能をどうにも学んできていないのです。

  どうしてこのようなことが有り得るのか、とあなたは疑問を感じていることでしょう。多くの人々は朝ベッドから出て動きだすことと同じくらい自然に問題解決技能を獲得するように思われます。解決策を思いつき、適応する方法が直観的に分かる子どももいるでしょう。非常に創造的な人々の中には問題解決戦略の一部だけを使う人たちもいます。一つの問題を見て、多くの解決策をブレインストーミングで出せるような、「大きな全体をみる」人々だからです。問題解決は生まれた瞬間から生き残りのために決定的に重要なので、一部の学校ではその重要性を認め、問題解決のこつを生得的に持って生まれなかった子どもが幼いうちにその技能を築きあげられるように、段階的な問題解決を積極的に教えています。


次回は問題解決技能についてさらに詳しく扱います。


「境界性パーソナリティー障害をもつ人と良い関係を築くコツ」シャーリ・Y・マニング著

   










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