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妥当でないことを承認しない


  


明らかに妥当ではないことを承認しても効果はありません。次の例を読んでください。


「僕はなんてまぬけなんだ、自分でも信じられないよ!歴史の進級テストのために徹夜で勉強したのに、やっぱりCを取っちゃったんだ。僕は学校で一番馬鹿な生徒なんだ」

ロバートは涙をこらえながら言いました。

「確かに、あなたは学校で一番馬鹿な生徒かもしれないわね、でもあなたのお父さんと私は、それでもあなたのことを愛しているわ」

ロバートの母親は、できる限り優しい声で答えました。


ロバートの母親が、自分をまぬけだと感じている息子の気持ちを承認する代わりに、どのように反応できるか、いくつか別の方法を挙げてみましょう。


「あんなに一生懸命勉強した後だもの、良くない成績を取ったのは本当にがっかりしてしまうわね」


「よくない成績を取ってしまったら自分の能力を疑いたくもなるわよね。その気持ちは私にもわかるわ」


「準備をしたのに、試験でCを取ったとしたらどれほど自分をまぬけだと思うかは理解できるわ」


などと答えることができたでしょう。



次回は落とし穴2「個人的言及を避ける」を紹介します。



「自傷行為 救出ガイドブック ―弁証法的行動療法に基づく援助―」マイケル・ホランダー著

 
 
 

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