講座参加者の皆様へ
- FSG brog 管理者

- 1月12日
- 読了時間: 3分
この場に集まっているご家族の多くは
日常の中で常に呼び出され、
感情に巻き込まれ、
自分の生活が後回しになる苦しさを抱えています。
一緒に住んでいなくても、
電話やLINE、突然のトラブル、
「今すぐ来て」
「あなたしかいない」
という言葉に縛られ、
心が休まる時間がほとんどない方も少なくありません。
パートナーの立場の方は、
最初は必死に応え続け、
気づけば言いなりになり、
限界に達した時に初めて怒鳴り合いになってしまう。
そしてその後、自己嫌悪と疲労だけが残る。
この繰り返しに、深く消耗している方もいらっしゃると思います。
この講座では、
最初の数ヶ月とても熱心に参加される方が多くいらっしゃいます。
「学べば相手が変わるかもしれない」
「正しい対応すれば問題は解決するはず」
そう信じて、必死に取り組まれます。
そして4ヶ月ほど経った頃に、
変わらない現実に直面し、
欠席が増え、
来られなくなってしまう方もいます。
でも、それはやる気がなくなったからでも、
怠けたからでもありません。
むしろ本当は相手を変えられないという現実に
初めて心が触れた証拠であることが多いのです。
とても、大切なことを、改めてお伝えします。
当ファミリーサポートグループが提供する講座は、
問題をすぐに解決するための場ではありません。
相手を変える方法を教える場でもありません。
この講座は、
・巻き込まれ続けてきた自分に気づく
・すぐに答えを出さず、立ち止まる力を持つ
・怒鳴らず、飲み込まれず、少し距離を取る練習をする
・自分が壊れない位置を探す
そのための「時間のかかる学びの場」です。
だから、
問題が続いていても、関係が苦しいままでも
それは「学びが失敗している」わけではありません。
もし今、
・講座に来る気力がない
・聞くのが辛い
・自分だけ何も変わっていない気がする
そう感じている方がいたら、覚えておいてください。
離れてしまったからといって、学びが無駄になることはありません。
そして、戻ってくることに理由も言い訳もいりません。
この場は、
「できている人」のための場所ではなく、
苦しさを抱えたままの人が、
何度でも戻ってこられる場所であることを忘れないでください。
続けて参加している方も、
決して「うまくやれている」からではないと思います。
それでもここにきているのは、
問題が解決していなくても、
「自分が壊れないために必要な時間」だとどこかで感じているからではないでしょうか?
その感覚は、とても確かなものです。
この講座は、「頑張り続ける人」になるための場だけではありません。
「もう無理だ」と感じた時に、それでも自分を見失わないための場です。
立ち止まってもいい。
離れてもいい。
それでも、必要になったら、また戻ってきてください。
問題が解決していなくても、
あなたがここに来ていい理由は十分にあるのです。



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